イベント日々のこと

[イベント報告]味噌づくりを超える

移住とともにはじまった我が家の味噌づくり、今年で早くも5年目になりました。

はじめの年は、知り合いに教わりながら夫婦二人での作業でした。

今年は麹の仕込みから娘も一緒にお手伝いしてくれてます。

去年までは味噌樽に入って遊ぶばっかりだったのに

細かい手仕事を丁寧にこなしてくれるようになりました。

子どもの成長ってはやいなぁとつくづく実感します。

家族ではじめた手仕事もだんだん人の環が出来て、今年は去年よりたくさんの仲間と楽しくやっています。

我が家には、加工のための便利な機械はありません。すべてが手作業、マンパワーが頼りです。

 

 

蒸しあがった大豆を温かいうちに手足を使って潰していきます。

大人は真剣、どうしたら綺麗につぶれるか考えます。

子どもは遊び、踏んで、叩いて、寝て、潰すことより、どうすれば楽しいかを必死に考えます。

でも共通しているのは、大豆の匂いと温かさ、そして粒々の感触

自分でも思いますが、それがなんとも心地いいんです。

みんなで協力してする作業がなんとも楽しいんです。

ここ数年続けているこの工程は、単純な食品製造の枠を超えたものだと感じました。

 


初めての年は、加工施設を借りて、麹の発酵から大豆を蒸して潰すまで、専用の機材を使って作業していました。

麹づくりは温度・湿度の調整作業の繰り返しになるので、自宅では夜中でも定期的に起きてお世話をしなければいけません。

赤ん坊の世話をしているような感覚です。

一方施設では、センサーのついた発酵機を利用したため、蒸し米に麹菌を振りかけたら、そのあとは機械にお任せです。

今思えば、ロボットの保育士に子どもを預けてた感じでしょうか。

大豆を蒸し、潰し、樽に仕込むまでも、大きなガス釜とミンチ機械にお任せすれば、手間をかけずに綺麗にできます。

薪をくべる手間もいらないし、冬場なのに汗をかいて必死に大豆を潰さなくても、綺麗なみそ玉が作れちゃいます。

 

今思えば、すごい楽でした。

たまたま自宅でやってみようと思わなければ、そのまま施設で作り続けていたかもしれません。

手作りなのは変わらないので、既製品に含まれる添加物も気にしなくていい

自宅同様に酵素などを生かす工程なので、栄養的にも充実してます。

味に関しては、施設でのほうが味が均等で食べやすいかもしれません。

でも、わざわざ手間をかけてでも自宅で仕込みたいと思うのは、単なる味噌づくりとは違う魅力を感じてしまったからなのかもしれません。


 

 

作業のしめは、みんなで味噌の品評会

寝かせておいた三年分の味噌をそれぞれのお椀で溶かし、味噌汁として味わいます。

味噌は生き物、年数が経つにつれて、色も味も変化します。

最近知ったことですが、この変化は手作りならではで、既製品は時が止まってしまっているため、こうした味わいの変化はおきないんだそうです。

そしてなにより、からだを使ったあとの、みんなで味わう食事は特別においしく感じます。

 

今年はあと一回を予定しています。暖かくなる前にもう一仕事

前回参加してくれた方、ありがとうございました。また来年もご一緒しましょう♪

 

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